
渡り鳥が休息する森で生まれたコーヒーを「バードフレンドリー® コーヒー」と呼びます。熱帯の森林を利用したシェードグロウン(木陰栽培)かつ有機栽培で生産されたコーヒーをプレミアム価格で買い取ることで、生産農家を支えながら森林伐採も防止し、そこで休む渡り鳥を守るプログラムです。コーヒーから生まれた収益は、このプログラムを創設したスミソニアン渡り鳥センターの研究調査資金として、世界中の渡り鳥保護・生態系保護のために利用されています。
バードフレンドリー®認証を取得している農園は現在、7カ国、28農園(農協含む)に亘り、総農園面積は約7,500haにおよびます。1,400の生産者(ラテンアメリカ+エチオピア)が9百万ポンド(4,000トン)の生豆を生産し、プログラム認定の第三者機関(OCIA、Mayacertなど)が認証を与えます。承認された生豆は、各国の輸入業者を通じ、45~50のロースターによって米国、日本、ヨーロッパ市場で販売されています。
※2011年9月現在
1990年代後半、専門家によって北米と中南米を行き来する渡り鳥の減少が確認され、世界最大の学術研究機関であるスミソニアン協会が、調査研究・保護のため「スミソニアン渡り鳥センター」(SMBC)を設立しました。鳥類学者・環境学者・地理学者が研究した結果、シェードグロウンを維持するコーヒー農園が渡り鳥の生息地となっていることを発見。
1999年、バードフレンドリー®認証プログラムが始まりました。
コーヒーの栽培にはシェードグロウン(木陰栽培)とサングロウン(直射日光)があります。
近年では低コスト化を図る大規模なプランテーション型経営が増え、一部地域で収穫の機械化が進み、木陰を作るシェードツリーが伐採されています。森林に近いシェード(木陰)を保つバードフレンドリー®認証農園では、有機栽培で収穫もすべて手摘みと、とても手のかかる栽培をあえて実践していますが、木陰でコーヒーを育てることは、コーヒーが森林の恵みにより栽培されてきた歴史を考えと、伝統的かつ持続可能な農法といえます。
①15m以上の大木でシェードツリー全体の約20%②12m以上の中木で全体の約60%。シェードの中心となるツリー以外のシェードは約40%で、最低10種類以上の樹種から構成されなければならない。さらに、それぞれの樹種がシェードツリー全体で1%以上の構成比を占めなければならない③小木約20%。④コーヒーツリー
シェードツリーが農園の40%を覆うことで「シェードグロウン」として認められます。
上を見上げてシェードツリーが全体の40%を覆っていれば第一関門をクリアー。
専用の器具で審査。40%をカバーしていれば渡り鳥に適切と判断。→鳥の専門家でなくても認証が可能になります。

小川珈琲では、2005年よりバードフレンドリー®認証コーヒーを販売しています。森林の木陰で栽培され、ゆっくりと甘みと旨味が熟成されたバードフレンドリー®コーヒーの味わいを活かした商品開発を行ってきました。商品ラインアップは、レギュラーコーヒー、簡易抽出コーヒー(カフェット)、リキッド製品(カート缶)、ギフトなどを展開し、小川珈琲直営店、また家庭用、業務用としてご提供しています。
モンカフェ バードフレンドリー®[オーガニック]は、バードフレンドリー®&有機JASのダブル認証コーヒーを100%使用。渡り鳥と生態系保護に貢献するエコロジーなコーヒーです。 木陰栽培(シェードグロウン)によりじっくりと熟成された良質の豆をやや深煎りに焙煎し、柔らかい甘みと深みのある味わいに仕上げました。

